彼岸の入り
秋の彼岸、常光寺では
『入り』と『明け』のみ
お寺でおかんきと呼ばれるおつとめをします。
頭(とう)をとるのは、御詠歌をされている方々です。
おかんきの節は、独特の抑揚があります。
口伝えのみで受け継がれた節は、とても穏やかで緩やかな瀬戸内の海のようです。
そして、これからも歌い継がれて欲しい素敵な文化です。
彼岸の入り
秋の彼岸、常光寺では
『入り』と『明け』のみ
お寺でおかんきと呼ばれるおつとめをします。
頭(とう)をとるのは、御詠歌をされている方々です。
おかんきの節は、独特の抑揚があります。
口伝えのみで受け継がれた節は、とても穏やかで緩やかな瀬戸内の海のようです。
そして、これからも歌い継がれて欲しい素敵な文化です。
台風18号
朝から全ての船の便、島内バスは運休しています。
午後16時。
小豆島も雨風が強くなってきました。
今夜一杯がピークのようです。
常光寺は避難所に認定されています。
警報が解除になるまで開設されています。
大きな被害なく通り過ぎますように。
台風の進路、
気になります。
今は、嵐の前の静けさか
弱い雨が降っています。四国に近づくのは明日とのこと。
大きな被害なく通り過ぎる事をいのります。
ちなみに、夕日の写真は、数日前のほぼ同じ時間。
なんだか不思議な気持ちになります。
【佃煮を煮る甘い匂い。】
常光寺の周りは、
醤の郷(ひしおのさと)とも呼ばれ、醤油を扱う佃煮屋さんが数多くあります。
時折、佃煮を煮る甘い香りは、海からの風に乗ってお寺までやってきます。
最近は、SNSとかでその場所に行かなくても全世界の映像を見聞きする事ができます。
でも、匂いはそうならないで欲しい。
その場に居てこそ感じられる雨の匂い。風の冷たさ。
その感覚はやっぱり現場で楽しみたいな〜と思う朝でした。
朝、掃除しながら思いにふける。
輪廻転生。
前世の記憶は全くないけれど、
生まれ変わりはあると信じている。
勿論、前世が人とは限らない。
もし、境内の蜘蛛だったら。
マイホームを、作っても作っても、毎日寺の嫁にサクッと壊される。辛すぎる。
もし、氷河期のマンモスだったら。
寒すぎる。
最近は、前世の記憶を持つ子供が生まれているらしいが、記憶が無くて良かった。
来世は何になるのか分からないけれど、
今は人として、ここにいる。
よし、今を生きるぞ!
と思った9.11の朝でした。